PROFILE
播磨工業株式会社
加藤 広太さん 30歳
2016.03.02 現在
鉄道車両の台車や橋梁の部品を手掛ける播磨工業株式会社。以前は自動車の板金塗装やボディコーティングの仕事をしていた加藤さんが先輩に誘われて入社したのは1年前。「鍛冶屋」と呼ばれる職人などその道のプロが集まる職場で、加藤さんは製品の仕上げ、検査を担当している。製品のできあがりの誤差は0.043ミリ以内に抑える必要のものもあり、機械だけでは精度の限界があるため、人間の手で微調整しながら仕上げていくと言う。何百人もの人が乗るであろう鉄道の台車をつくっていることに責任を感じながら日々腕を磨いている。